2004年02月06日

ISS売りますって…アメリカは自国「だけ」の宇宙開発に向かうのか

米、宇宙基地撤退を検討 2017年以降、譲渡も

アメリカが音頭を取って始めたISS建設計画は、なんとなくずるずると遅れに遅れて、あげくの果てにアメリカいち抜けたっていうのはちょっと無責任というかきな臭すぎるというか。

日本もJEMなるモジュール1つ分参加してるわけで、いい迷惑といえばあまりにも。

先日、ブッシュ大統領が2015年(遅くとも2020年)をメドに火星有人探査船を送り込むという新宇宙計画が発表されました。アメリカはそちらに予算とパワーを振り向けたいということなんだろうけど、ハッブル望遠鏡の放棄を決めていたりと、最近のアメリカの宇宙関係の動きは、いったいどんな「なりふりかまってられない」事情があるのかと勘ぐりたくなります。

一方日本も、これまでの「日本は無人ロケットで世界一をめざす」という方針を翻して、独自の有人宇宙飛行を目指していくのだとか。

H-IIロケットの度重なる失敗から、なにやら目先を変えようという魂胆なんでしょうか。

いずれにせよ、なんだか宇宙はとってもきな臭くなってきました。
posted by 多村えーてる at 16:48| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | DIARY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする