http://www.tanomi.com/spacewarp/
(A機)>数年前にカプセラーとか復刻されてましたけど、その流れをくんでいる…かな?
(栄輝)>二〇年目の復刻なのね。カプセラーはもうちょっと前だったから、同列にはちょっと語れないな。なんでだろ、そういうのもあったな、ぐらいの記憶しかないのよね。きっと高くて買えなかったんだと思う。あこがれる前に目を背けていたのかも。
(A機)>複雑な青春なんですねぇ。
(栄輝)>お前が考えているのとは違うかもしれないけど、八〇年代的なハイテク感覚って、たぶんバカにしてたんだと思う。トキマとか、トランスフォーマーの原型になったガンロボとか。
(A機)>ちょっとおしゃれっぽいものには拒否反応しめしてたとか。
(栄輝)>そんなふうに言われると身も蓋もないわけだが、いわゆるリアルロボットものが早々に爛熟期に突入していて、世の中なんとなくケーハクな気分がひろがっていた時期なんだよ。正直、暮らしやすい世界でもなんでもなかったわけで。やっぱ目を背けていたんだと思うよ。
2004年12月10日
ふくやまけいこ『東京物語』文庫化
[bk1]
いまとなっては何が気に入らなかったのか自分でもわからないけれど、この『東京物語』は当時、途中で単行本を買うのを止めてしまったので、どういう結末に辿り着いたのかまるで知らない。どうやら手元にも残っていないようだ。
書物や物語というものは、出会うべき時期というものがある。たぶん、あの頃の自分にとってこの作品はそうではなかったのだろう。新鮮な気持ちで、読み返したいと思う。
来年にかけて『サイゴーさんのしあわせ』などいくつかの作品が文庫化されるようだ。
いまとなっては何が気に入らなかったのか自分でもわからないけれど、この『東京物語』は当時、途中で単行本を買うのを止めてしまったので、どういう結末に辿り着いたのかまるで知らない。どうやら手元にも残っていないようだ。
書物や物語というものは、出会うべき時期というものがある。たぶん、あの頃の自分にとってこの作品はそうではなかったのだろう。新鮮な気持ちで、読み返したいと思う。
来年にかけて『サイゴーさんのしあわせ』などいくつかの作品が文庫化されるようだ。