2005年07月31日
2005年07月30日
マスターグレード・アッガイ
(栄輝)>世間ではそのスジの連中が「アガーイ、マンセー」だの「カワエエ(;´Д`)ハァハァ」だのとうるさいので、とりたててアレコレ書くつもりはないけど、いちおう。
(A機)>にしても、やっぱりこの充実度は、すごいと思いますよ。Sガンダムのときと同じ興奮がありますよ。
(栄輝)>たしかに久々に気分が盛り上がってるかな。バンダイも気合い入れてるみたいだし。どれくらい気合いが入ってるかというと、これくらい。
(A機)>この強烈な存在感。この場所ふさぎっぷり。これが一年戦争最強のモビルスーツの実力なんですね。
(栄輝)>そんなすげーもんでもないと思うけど(笑) というかですな、そんなふうにムダに持ち上げるからアガーイアガーイと狂った連中が跋扈するようになるんだよなぁ。
(A機)>いいじゃないですか。本当のことなんだから。ご自分はどうなんですか。
(栄輝)>俺はもともとアッガイが好きだったんだよ。俺はあの小田雅弘アッガイを作った男ですよ?
(A機)>にしても、やっぱりこの充実度は、すごいと思いますよ。Sガンダムのときと同じ興奮がありますよ。
(栄輝)>たしかに久々に気分が盛り上がってるかな。バンダイも気合い入れてるみたいだし。どれくらい気合いが入ってるかというと、これくらい。
(A機)>この強烈な存在感。この場所ふさぎっぷり。これが一年戦争最強のモビルスーツの実力なんですね。
(栄輝)>そんなすげーもんでもないと思うけど(笑) というかですな、そんなふうにムダに持ち上げるからアガーイアガーイと狂った連中が跋扈するようになるんだよなぁ。
(A機)>いいじゃないですか。本当のことなんだから。ご自分はどうなんですか。
(栄輝)>俺はもともとアッガイが好きだったんだよ。俺はあの小田雅弘アッガイを作った男ですよ?
シリコンメンテナンススプレー
(栄輝)>スプレーがなければ即死だった。
(A機)>(笑)。まさか、あの体育座りのあと、このアッガイまでが股関節動かなくなるなんて。
(栄輝)>一瞬だったもんなぁ。本気でビビッたよ。翌日、シリコングリスを買ってきて注入したところ、見事復活。一時はまったくどうなることかと。
(A機)>いやぁ、本当になんともなくて。
(栄輝)>じつは、もう1体は膝上の関節が固着していたので、バンダイに入院してたんだけどね。メールして、宅配便で送って、すぐに交換品送り返してくれた。火曜日に送って金曜日に戻ってきたから、対応はわるくないと思う。
(A機)>ウェブからフォームで送信できるのも便利かも。電話受付のみの場合、たいてい仕事中の時間しか受け付けてくれないですからねぇ。
(栄輝)>それに、1体は手元にあったから、送っているあいだも寂しくなかったし。
(A機)>寂しくって…あんた(笑)
2005年07月25日
重機動メカとスペースシャトルの時代
(栄輝)>毎年「そろそろ重機動メカの時代がくる」と思うんだが、やってくるのはATとかオーラバトラーばかりなんだよな。それはそれで好きなんだけど。
(A機)>バッフ・クランの科学的センスは、一般人にはわからんのですよ。
(栄輝)>俺もあんまりわかりませんよ?(笑) わからないなりに、ティーンエイジャーの俺は一生懸命考えていた。どうすれば、モビルスーツとは違う「リアル」を獲得できるか。
(A機)>ハゲチョロ塗装ではザクとたいして変わらないと。
(栄輝)>そこで俺は思い付いた。そうだ、重機動メカの表面は、特殊なセラミック製のタイルが貼り込まれていて、衝撃でそれが剥がれたりするってことにしたらどうだろう?と。
(A機)>ああ、それで表題のスペースシャトルが絡んでくるわけですか。ってゆーか表面装甲が全部耐熱タイルですか! 大気圏突入で剥がれたりするんですか!
(栄輝)>いや、耐亞空間タイル。デス・ファイト(亞空間戦闘)のときに剥がれたりするわけ。1/600のキットだと、スジボリとか入れても嘘くさくなるし、スターウォーズ的ゴチャディテールもやりたくなくて、考えたのがこれだったってわけ。最初に銀色に塗装して、その上に2ミリ角にカットしたマスキングフィルムを適当に貼り込む。それから機体色に塗装。乾燥後に、マスキングフィルムをはがすと、そこだけタイルが剥がれたように銀色が露出する、という仕掛け。
(A機)>なるほど、タイルのサイズを同じにすることで、比較的小さいアディゴと100メートル以上あるガンガ・ルブやザンザ・ルブに統一感を持たせたと。それにしてもずいぶんと手間かけたもんですね。
(栄輝)>ザンザ・ルブは懇意にしていた模型屋さんに展示してもらってたんだけど、お店がなくなってしまってそのまま戻らず。アディゴは探せば出てくるんじゃないかな。
(A機)>地元の模型屋さんがコミュニケーションの場として成立していた時代だったんですね。
(栄輝)>そうだな。「かどや」については、いつかテキストをまとめておきたいな。それはともかく、スペースシャトルって、アポロの頃には小さすぎた自分にとって、ようやく宇宙と自分との接点ができたというか、これが現代の宇宙技術なんだ、という実感があったんだな。最初の大気圏突入のあと、耐熱タイルが何枚かはがれていた、というニュースに、ものすごい「リアル」を感じたんだよ。
(A機)>そういう衝撃を受けた人たちって、きっとたくさんいたんでしょうね。
(栄輝)>Ζガンダムだってウェイブライダーなんてかっこよくまとまってるけど、元をただせば「スペースシャトルに変形するガンダム」っていうコンセプトだもんなぁ。俺はゼータを初めてみたときは、変形というコンセプトも「なんで?」だったし、よりによって大気圏突入のための変形ということにも「なんで?」だったんだけど、言われてみればそういうことなのかもしれない。スペースコロニーが浮かぶガンダム世界の中で「リアル」のベクトルを求めていくと、スペースシャトルあたりに現実世界とアニメ的なリアルの接点があった…といったところか。
(A機)>本編ではバリュート・システムなんてもっとリアリズムの極地のような描写をしてたりするから、見えづらくなってますけど、きっとそうなんでしょうね。
(A機)>バッフ・クランの科学的センスは、一般人にはわからんのですよ。
(栄輝)>俺もあんまりわかりませんよ?(笑) わからないなりに、ティーンエイジャーの俺は一生懸命考えていた。どうすれば、モビルスーツとは違う「リアル」を獲得できるか。
(A機)>ハゲチョロ塗装ではザクとたいして変わらないと。
(栄輝)>そこで俺は思い付いた。そうだ、重機動メカの表面は、特殊なセラミック製のタイルが貼り込まれていて、衝撃でそれが剥がれたりするってことにしたらどうだろう?と。
(A機)>ああ、それで表題のスペースシャトルが絡んでくるわけですか。ってゆーか表面装甲が全部耐熱タイルですか! 大気圏突入で剥がれたりするんですか!
(栄輝)>いや、耐亞空間タイル。デス・ファイト(亞空間戦闘)のときに剥がれたりするわけ。1/600のキットだと、スジボリとか入れても嘘くさくなるし、スターウォーズ的ゴチャディテールもやりたくなくて、考えたのがこれだったってわけ。最初に銀色に塗装して、その上に2ミリ角にカットしたマスキングフィルムを適当に貼り込む。それから機体色に塗装。乾燥後に、マスキングフィルムをはがすと、そこだけタイルが剥がれたように銀色が露出する、という仕掛け。
(A機)>なるほど、タイルのサイズを同じにすることで、比較的小さいアディゴと100メートル以上あるガンガ・ルブやザンザ・ルブに統一感を持たせたと。それにしてもずいぶんと手間かけたもんですね。
(栄輝)>ザンザ・ルブは懇意にしていた模型屋さんに展示してもらってたんだけど、お店がなくなってしまってそのまま戻らず。アディゴは探せば出てくるんじゃないかな。
(A機)>地元の模型屋さんがコミュニケーションの場として成立していた時代だったんですね。
(栄輝)>そうだな。「かどや」については、いつかテキストをまとめておきたいな。それはともかく、スペースシャトルって、アポロの頃には小さすぎた自分にとって、ようやく宇宙と自分との接点ができたというか、これが現代の宇宙技術なんだ、という実感があったんだな。最初の大気圏突入のあと、耐熱タイルが何枚かはがれていた、というニュースに、ものすごい「リアル」を感じたんだよ。
(A機)>そういう衝撃を受けた人たちって、きっとたくさんいたんでしょうね。
(栄輝)>Ζガンダムだってウェイブライダーなんてかっこよくまとまってるけど、元をただせば「スペースシャトルに変形するガンダム」っていうコンセプトだもんなぁ。俺はゼータを初めてみたときは、変形というコンセプトも「なんで?」だったし、よりによって大気圏突入のための変形ということにも「なんで?」だったんだけど、言われてみればそういうことなのかもしれない。スペースコロニーが浮かぶガンダム世界の中で「リアル」のベクトルを求めていくと、スペースシャトルあたりに現実世界とアニメ的なリアルの接点があった…といったところか。
(A機)>本編ではバリュート・システムなんてもっとリアリズムの極地のような描写をしてたりするから、見えづらくなってますけど、きっとそうなんでしょうね。
2005年07月24日
体育座りはMSの必須条件か
2005年07月23日
HCM Pro ジャブロー潜入セット
(A機)>こわっ。体育座りが売りだったんじゃないんですか。
(栄輝)>アレは一部の好事家をひっかけるためのフェイク。このアッガイは、愛くるしさとか萌えとかとはやや違ったベクトルで造形されてるように思えるなぁ。アッガイはカワイイだけじゃない、みたいな担当者のこだわりが感じられるよ。
(A機)>関節部の処理がスゴイですね。下半身の可動範囲もたいしたもんですが、肩関節の引き出し機構とか、よくできてますよコレ。
(栄輝)>こだわりすぎたせいか、ちょっとデリケートなところもあるようだな。股関節を壊した人が続出しているとかいないとか。最近の日本の若者は、アメリカ人並みに手先が不器用でいかんな。
(A機)>さりげなくひどいこと言ってますね。
(栄輝)>そういう場合はさらりと流すように。ところで独特のプロポーション、これはこれでおもしろいと思うんだけど、フトモモよりも膝関節のほうが長いのはさすがにちょっとおかしいんじゃなかろうか。
(A機)>ちなみに赤鼻クジはハズレでした。
コトブキヤ ワンコインフィギュア 青の騎士ベルゼルガ物語
(栄輝)>だめだ、ムックみつからねぇ。
(A機)>どうやら、いちばん取り出しにくいこちらのマウンテンサイクルにあるようですね。
(栄輝)>大事に保管するっていうのもよしあしなもんだ。おとなしく小説のほう読み進めることにする。
(A機)>歴代主役機そろいぶみ。ゼルベリオスが妙に寸詰まりなのはご愛敬でしょうか。
(栄輝)>この手の、スネがスソ広がりなデザインって、直立姿勢のときしか様にならないのな。ゼルベリオスはそのへんのしんどさがモロでちゃってるデザイン。そういう微妙さも愛してやるのが正解。
(A機)>ファニーデビルがかなりいい感じです。
(栄輝)>イエローのカラーリングもきれいだし、シャープなディテールがシャキっとしていて気持ちいい。そしてなによりもこの丸をモチーフにしたデザインの思い切った再現。第2弾、期待したくなるんだけど、どうなんだろう。
2005年07月21日
最低野郎たちの挽歌
(栄輝)>アクティックギアとかワンコインフィギュアとか。
(A機)>なぜにボトムズ、という印象がなきにしもあらずですが、市場、という点ではそろそろ最後の花火なんでしょうか。
(栄輝)>ガンダムとは違って目立たないんだけど、根強いファンがいるからなぁボトムズは。直撃世代がそろそろ年齢的にギリギリだろ?
(A機)>そういえば今年はオーラバトラーもスポットがあたっているようですね。
(栄輝)>オーラバトラーが商売になった試しなし。個人的にはいろいろ思い入れあるんだけど、市場のニーズと合致したコトってないのが残念。完璧なガブスレイを求めるように、完璧なボチューンを求める旅は続く…。
(A機)>がんばってください(無責任)。
(栄輝)>ワンコ「青の騎士」は箱買いでフルコンプできるから、男ならサクッと買っておけと。ところでホビージャパンの別冊、SF3Dといっしょにいつでも読み返せるようにしていたハズなのに、どこにしまったのよ?
(A機)>しりませんよ部屋の管理は自分でやるって言ってたじゃないですか。
(栄輝)>そうだっけ? すぐにダンボールの山を確認できる状況じゃないんだよなぁ。
(A機)>いわゆるマウンテンサイクルって奴ですね。掘り起こせ掘り起こせ(笑)
(栄輝)>週末にでもちょいと山に入ってみるか。いま読めないと意味がないし。
(A機)>なぜにボトムズ、という印象がなきにしもあらずですが、市場、という点ではそろそろ最後の花火なんでしょうか。
(栄輝)>ガンダムとは違って目立たないんだけど、根強いファンがいるからなぁボトムズは。直撃世代がそろそろ年齢的にギリギリだろ?
(A機)>そういえば今年はオーラバトラーもスポットがあたっているようですね。
(栄輝)>オーラバトラーが商売になった試しなし。個人的にはいろいろ思い入れあるんだけど、市場のニーズと合致したコトってないのが残念。完璧なガブスレイを求めるように、完璧なボチューンを求める旅は続く…。
(A機)>がんばってください(無責任)。
(栄輝)>ワンコ「青の騎士」は箱買いでフルコンプできるから、男ならサクッと買っておけと。ところでホビージャパンの別冊、SF3Dといっしょにいつでも読み返せるようにしていたハズなのに、どこにしまったのよ?
(A機)>しりませんよ部屋の管理は自分でやるって言ってたじゃないですか。
(栄輝)>そうだっけ? すぐにダンボールの山を確認できる状況じゃないんだよなぁ。
(A機)>いわゆるマウンテンサイクルって奴ですね。掘り起こせ掘り起こせ(笑)
(栄輝)>週末にでもちょいと山に入ってみるか。いま読めないと意味がないし。
2005年07月16日
漫画夜話、永島慎二の回を再放送
7月18日(月)00:00から。BS2にて。
亡くなられてから新聞等で取り上げられるまで一カ月もかかったのは、公表しないでほしいという本人の遺志によるものだったようです。
夜話再放送『永島慎二』(夏目房之介の「で?」)
亡くなられてから新聞等で取り上げられるまで一カ月もかかったのは、公表しないでほしいという本人の遺志によるものだったようです。
夜話再放送『永島慎二』(夏目房之介の「で?」)
2005年07月13日
スターウォーズ3をみた
(栄輝)>このあいだの日曜日に「スターウォーズ3」を観たんだ。
(A機)>おお、きましたね。そろそろくるんじゃないかと思ってましたよ。
(栄輝)>そしたらさぁ、なんというか、いい映画なんだよコレ。若者が父親を乗り越え、運命を乗り越え、成長していく。イニシエーションの映画なのな。
(A機)>ふむふむ。
(栄輝)>最初に観たときは、ヘンな動物でお茶を濁したりして、ルーカスも子供に媚びるようになったら終わりだな、なんて思っていたんだけど、違うのな。
(A機)>ほほう。
(栄輝)>あれは、若きスカイウォーカーが父親と訣別するという、苦い成長を待避させるための滑稽な絵なのな。すべての成長とは、極私的なことであって、他人に感傷をふりまくものじゃあない。だから、最後は仲間たちのもとに戻ったワンショットで終わるわけ。
(A機)>なるほど、父親と訣別…って、父親? アナキンの父親が出てくるんですか?
(栄輝)>なに言ってんの? アナキンはルークの父親だろうが。思うんだけど、特別編でデススターの破壊に成功したときに、銀河のそこら中でお祝いやってるじゃん。あれは余計な付け足しだったんじゃないかなぁ。あくまでエンドアという辺境の惑星でつかんだ勝利の糸口っていうことで。無理に、天下分け目の関ヶ原みたいなノリにする必要ないと思うんだよ。そのほうがルークの成長譚に合ってるよ。あれこそルーカスが人に言われてしぶしぶ挿入したシーンだと思うよ。
(A機)>…それ、「エピソード3」と違うじゃないですか。
(栄輝)>誰もそんな“行きたいのに忙しくてなかなか予定が立てられないでいるうちにそこかしこで「観た」「観た」と感想を目にして悔しい思いをしている劇場作品”の話はしてませんよ?
(A機)> つД`)だまされた。すっかりだまされた。
(栄輝)>当時は銀河の雌雄を決する宇宙大戦のクライマックス、と思いこんでいたから、あんな辺境惑星で森のクマさんたちが活躍してしまう展開や、全員身内というか、なんでもかんでも親子関係に収斂させちゃったことが、結果的にスターウォーズという作品からスケール感も壮快感もスポイルしちゃったような気がして、心から「ダメじゃん」と思ってたんだよなぁ。でも、そういった「壮大な」とか「銀河大戦」とか「サーガ」とか、あおっていたのはメディアのほうで、ファンもすっかり乗せられてしまったけど、じつはルーカスがやりたかったのは、もっと私的なイニシエーションの話だったんじゃないかと。だから、あのイウォーク・セレブレイションの滑稽さこそが、スターウォーズの物語の締めくくりにはふさわしかったのかもしれないな、と。
(A機)>「ジェダイの復讐(帰還とは呼ばない)」をどう受け入れるかは、ファンにとっては試練のようなものなんでしょうねぇ。あの銀河皇帝が手からビビビとか、あっさり投げ落とされておしまいとか、そういうのもオッケーなんですか?
(栄輝)>当時は指先からビビビにはあきれかえったものだけど、そのあとエピソード1・2でビビビとやられたあとにみると、ちっとも違和感なかったよ。で、銀河皇帝が投げ落とされて死んで何が悪いの? 普通あんなところに放り込まれたら落ちて死ぬだけだよ? ジェダイ騎士でもないかぎり。
(A機)>でも、諸悪の根元、銀河皇帝ですよ?
(栄輝)>いや、そこなんだけど、あの世界は、偉い人ひとりやっつけたらすべての政治がひっくり返るようなちっぽけな世界なのかと。銀河皇帝がやられたとか、デススターが破壊されたとかは、帝国の支配体制が盤石なものになりそこねたことを意味しているから、政治はひっくり返るのかもしれないけど、それはこれからの話であって、ルークや反乱軍がつかんだのは、やっぱりまだまだ小さな勝利なんじゃねーの?と。小説で延々と続いているらしいあとの物語がどうなってるのかは知らないけれど、唐突にでてきたご老体をやっつけてことたれりとは到底思えないわけで、銀河皇帝なんてでっかい名前背負ってるけど、ヤクザの親分でしかないじゃん。
(A機)>うはぁ、新解釈?
(栄輝)>いま考えた。
(A機)>おお、きましたね。そろそろくるんじゃないかと思ってましたよ。
(栄輝)>そしたらさぁ、なんというか、いい映画なんだよコレ。若者が父親を乗り越え、運命を乗り越え、成長していく。イニシエーションの映画なのな。
(A機)>ふむふむ。
(栄輝)>最初に観たときは、ヘンな動物でお茶を濁したりして、ルーカスも子供に媚びるようになったら終わりだな、なんて思っていたんだけど、違うのな。
(A機)>ほほう。
(栄輝)>あれは、若きスカイウォーカーが父親と訣別するという、苦い成長を待避させるための滑稽な絵なのな。すべての成長とは、極私的なことであって、他人に感傷をふりまくものじゃあない。だから、最後は仲間たちのもとに戻ったワンショットで終わるわけ。
(A機)>なるほど、父親と訣別…って、父親? アナキンの父親が出てくるんですか?
(栄輝)>なに言ってんの? アナキンはルークの父親だろうが。思うんだけど、特別編でデススターの破壊に成功したときに、銀河のそこら中でお祝いやってるじゃん。あれは余計な付け足しだったんじゃないかなぁ。あくまでエンドアという辺境の惑星でつかんだ勝利の糸口っていうことで。無理に、天下分け目の関ヶ原みたいなノリにする必要ないと思うんだよ。そのほうがルークの成長譚に合ってるよ。あれこそルーカスが人に言われてしぶしぶ挿入したシーンだと思うよ。
(A機)>…それ、「エピソード3」と違うじゃないですか。
(栄輝)>誰もそんな“行きたいのに忙しくてなかなか予定が立てられないでいるうちにそこかしこで「観た」「観た」と感想を目にして悔しい思いをしている劇場作品”の話はしてませんよ?
(A機)> つД`)だまされた。すっかりだまされた。
(栄輝)>当時は銀河の雌雄を決する宇宙大戦のクライマックス、と思いこんでいたから、あんな辺境惑星で森のクマさんたちが活躍してしまう展開や、全員身内というか、なんでもかんでも親子関係に収斂させちゃったことが、結果的にスターウォーズという作品からスケール感も壮快感もスポイルしちゃったような気がして、心から「ダメじゃん」と思ってたんだよなぁ。でも、そういった「壮大な」とか「銀河大戦」とか「サーガ」とか、あおっていたのはメディアのほうで、ファンもすっかり乗せられてしまったけど、じつはルーカスがやりたかったのは、もっと私的なイニシエーションの話だったんじゃないかと。だから、あのイウォーク・セレブレイションの滑稽さこそが、スターウォーズの物語の締めくくりにはふさわしかったのかもしれないな、と。
(A機)>「ジェダイの復讐(帰還とは呼ばない)」をどう受け入れるかは、ファンにとっては試練のようなものなんでしょうねぇ。あの銀河皇帝が手からビビビとか、あっさり投げ落とされておしまいとか、そういうのもオッケーなんですか?
(栄輝)>当時は指先からビビビにはあきれかえったものだけど、そのあとエピソード1・2でビビビとやられたあとにみると、ちっとも違和感なかったよ。で、銀河皇帝が投げ落とされて死んで何が悪いの? 普通あんなところに放り込まれたら落ちて死ぬだけだよ? ジェダイ騎士でもないかぎり。
(A機)>でも、諸悪の根元、銀河皇帝ですよ?
(栄輝)>いや、そこなんだけど、あの世界は、偉い人ひとりやっつけたらすべての政治がひっくり返るようなちっぽけな世界なのかと。銀河皇帝がやられたとか、デススターが破壊されたとかは、帝国の支配体制が盤石なものになりそこねたことを意味しているから、政治はひっくり返るのかもしれないけど、それはこれからの話であって、ルークや反乱軍がつかんだのは、やっぱりまだまだ小さな勝利なんじゃねーの?と。小説で延々と続いているらしいあとの物語がどうなってるのかは知らないけれど、唐突にでてきたご老体をやっつけてことたれりとは到底思えないわけで、銀河皇帝なんてでっかい名前背負ってるけど、ヤクザの親分でしかないじゃん。
(A機)>うはぁ、新解釈?
(栄輝)>いま考えた。
2005年07月12日
さよならダンさん
7月6日の朝刊に、永島慎二さんの訃報をみつけた。6月10日に心不全で亡くなっていたという。どうして一カ月も経ってしまったのか、理由は書かれていなかった。人知れず亡くなっていたのか、それともメディアに公表されなかっただけなのか…。
小学2〜3年生の頃、兄の部屋に忍び込んで、こっそりと取り出すのが、「チャレンジ」という学習教材だった。そこに掲載されている漫画を、ぼくはドキドキしながら読んだ。『独りくん』というタイトルだった。ぼくにとって永島慎二とは『旅人くん』でもなく、『フーテン』でもなく、『漫画家残酷物語』でもなく、『青春裁判』でもなく、『少年期たち』でもなく…、まず、この『独りくん』だったのである。
週刊少年チャンピオンでまだドカベンが連載していた頃で、わが家では水島新司も人気があったが、水島新司と似て異なる永島慎二の名前は、小学生の時分からさりげなく刷り込まれ、その後も、つかず離れず、いまあげたような作品たちが(そのほかにもたくさん)ぼくの心にクサビを打ち込んでいくのだった。ときには、どうしようもないやるせなさとして。ときには、とめどなくあふれる涙として。そしてときには、まったくの時代錯誤として。
少年時代に『独りくん』や『少年期たち』を読むことができたように、大学生になって、またしても心にクサビを打ち込む作品にであうことになった。それは、
『そのばしのぎの犯罪』
全2巻の単行本を手に入れるも、読み終わるまでにずいぶんと時間がかかったことを覚えている。とにかく、だんだんと読み進めるのが恐ろしくなって、何度も読むのを中断してしまっていたのだ。夏の暑い日、眠れない夜に、傾いた下宿でその本を手にとって、何度も息を詰めて、自分はこの先どうなっていくのだろうと考えたことを思い出す。そんな調子だったから、通しで読み終えたのは一回きり。だけど、忘れられない作品になってしまったのです。
大切に持っていたはずの単行本が、どこで、どういった経緯で、自分の手元から失われてしまったのか、今となっては思い出すことができない。「いつか、また読み返す」という決意を秘めたまま、段ボール箱に詰め込まれていたはずのその本が、なぜか今みあたらない。
青年漫画の“教祖”、永島慎二さんが死去
永島慎二氏が死去 私小説的漫画で一時代築く
ダンさんの比較的後期の作品『銀河鉄道の夜』が、電子書籍コンソーシアム実証実験のときの約六千冊の中に含まれていたのを見つけたときは驚いたなぁ。永島慎二作品は、いちはやく電子書籍にもなっていたってわけ。まるで出版社の売れないバザーのような作品リストの中で、そのタイトルだけが輝いて見えたものだった。
小学2〜3年生の頃、兄の部屋に忍び込んで、こっそりと取り出すのが、「チャレンジ」という学習教材だった。そこに掲載されている漫画を、ぼくはドキドキしながら読んだ。『独りくん』というタイトルだった。ぼくにとって永島慎二とは『旅人くん』でもなく、『フーテン』でもなく、『漫画家残酷物語』でもなく、『青春裁判』でもなく、『少年期たち』でもなく…、まず、この『独りくん』だったのである。
週刊少年チャンピオンでまだドカベンが連載していた頃で、わが家では水島新司も人気があったが、水島新司と似て異なる永島慎二の名前は、小学生の時分からさりげなく刷り込まれ、その後も、つかず離れず、いまあげたような作品たちが(そのほかにもたくさん)ぼくの心にクサビを打ち込んでいくのだった。ときには、どうしようもないやるせなさとして。ときには、とめどなくあふれる涙として。そしてときには、まったくの時代錯誤として。
少年時代に『独りくん』や『少年期たち』を読むことができたように、大学生になって、またしても心にクサビを打ち込む作品にであうことになった。それは、
『そのばしのぎの犯罪』
全2巻の単行本を手に入れるも、読み終わるまでにずいぶんと時間がかかったことを覚えている。とにかく、だんだんと読み進めるのが恐ろしくなって、何度も読むのを中断してしまっていたのだ。夏の暑い日、眠れない夜に、傾いた下宿でその本を手にとって、何度も息を詰めて、自分はこの先どうなっていくのだろうと考えたことを思い出す。そんな調子だったから、通しで読み終えたのは一回きり。だけど、忘れられない作品になってしまったのです。
大切に持っていたはずの単行本が、どこで、どういった経緯で、自分の手元から失われてしまったのか、今となっては思い出すことができない。「いつか、また読み返す」という決意を秘めたまま、段ボール箱に詰め込まれていたはずのその本が、なぜか今みあたらない。
青年漫画の“教祖”、永島慎二さんが死去
永島慎二氏が死去 私小説的漫画で一時代築く
ダンさんの比較的後期の作品『銀河鉄道の夜』が、電子書籍コンソーシアム実証実験のときの約六千冊の中に含まれていたのを見つけたときは驚いたなぁ。永島慎二作品は、いちはやく電子書籍にもなっていたってわけ。まるで出版社の売れないバザーのような作品リストの中で、そのタイトルだけが輝いて見えたものだった。
2005年07月09日
悪党ザク
2005年07月08日
2005年07月07日
がぶスレー
(A機)>ガブスレイがMIA化だそうですよ。
(栄輝)>おめでとーおめでとー。…すごく不安だ。
(A機)>MIAですからねぇ。まず顔はわるいでしょうねぇ。あとプロポーションもムダにゴツくなるでしょうねぇ。変形できるのを前提として、かっこわるいでしょうねぇ。
(栄輝)>とほほ。なかなかに萎えること言うね。しかし事業部同士のいつもの対抗意識で、キット化の可能性も高まったと考えるポジティブシンキ〜ン。
(A機)>しかしヘンですねぇ。ガブスレイスキーを自認しているわりには、うちにはガブスレイの立体物ってひとつもないんですよね。当時のキットさえない。少し前にMSセレクションになったし、ガンコレの最新版にもガブスレイって入ってるんでしょ?
(栄輝)>あんな中途半端なのはいらないの。ガブスレイっていうのは、あのスパルタンな体型と、珍妙なムシキング形態への変形が両立してこそのガブスレイなの。変形しないガブスレイは、どんなにプロポーションよくてもウソ。ウソのガブスレイはいらない。アッガイは体育座りしなくてもアッガイだけど、ガブスレイは変形してこそガブスレイ。
(A機)>でも、あの足の変形とかずいぶんウソが含まれてるって聞いたことありますよ?
(栄輝)>そこを見事に整合性つけちゃうのがカトキリファイン、ドナルドマジック。
(A機)>ガブスレイの顔って、どうみてもヘンなんですよね。あそこもカトキさんがカッコよくリファインしてくれるといいですね。
(栄輝)>顔はMSの命だからな。
(栄輝)>おめでとーおめでとー。…すごく不安だ。
(A機)>MIAですからねぇ。まず顔はわるいでしょうねぇ。あとプロポーションもムダにゴツくなるでしょうねぇ。変形できるのを前提として、かっこわるいでしょうねぇ。
(栄輝)>とほほ。なかなかに萎えること言うね。しかし事業部同士のいつもの対抗意識で、キット化の可能性も高まったと考えるポジティブシンキ〜ン。
(A機)>しかしヘンですねぇ。ガブスレイスキーを自認しているわりには、うちにはガブスレイの立体物ってひとつもないんですよね。当時のキットさえない。少し前にMSセレクションになったし、ガンコレの最新版にもガブスレイって入ってるんでしょ?
(栄輝)>あんな中途半端なのはいらないの。ガブスレイっていうのは、あのスパルタンな体型と、珍妙なムシキング形態への変形が両立してこそのガブスレイなの。変形しないガブスレイは、どんなにプロポーションよくてもウソ。ウソのガブスレイはいらない。アッガイは体育座りしなくてもアッガイだけど、ガブスレイは変形してこそガブスレイ。
(A機)>でも、あの足の変形とかずいぶんウソが含まれてるって聞いたことありますよ?
(栄輝)>そこを見事に整合性つけちゃうのがカトキリファイン、ドナルドマジック。
(A機)>ガブスレイの顔って、どうみてもヘンなんですよね。あそこもカトキさんがカッコよくリファインしてくれるといいですね。
(栄輝)>顔はMSの命だからな。
2005年07月06日
「星を継ぐ者」考・2
劇場に足を運ぶ前に見た新作画像、クライマックスのシャアとアムロが再会するシーン。二人を見るカミーユの口元が軽くほころんでいることに、「アレ」と思ったのを覚えている。テレビシリーズの印象では、カミーユのあのときの気分は「なんだよ、おまえら」って程度で、どうにもすっきりしないものだったし、クワトロがシャアって気が付いたときにも、「偽名なんて使って!」といった猜疑心に近い感触しかなかったのだ。が、『星を継ぐ者』のカミーユは、あそこで、あきらかに感動している。「すごいぞ、一年戦争の英雄二人が自分の目の前にいるんだ」といったピュアな印象を受けるのだ。
このシーンがこれだけスッと入ってくるよう、「一年戦争の英雄たち」に対するカミーユのリアクションを振り返ってみると…。まずブライトに対して、「講演会でサインをもらったことがあります!」とわざわざ告白している。ハヤトがバルキリーから単身、空中移動(?)して乗り移ってきたときは、「やったー!」と歓声をあげてハヤトに抱きつかんばかり。このシーン、コンテでは「オー、ジャパニーズジュードー!」と群衆から声があがるという指示がされていて(残念ながら本編でどうだったか失念しちゃったけど)、その中で思わず駆け寄った若者がカミーユ、という印象があるのだ。ハヤトがホワイトベースのクルーだったことは知っていただろうし、空手を習っていたカミーユは、ハヤトが柔道の使い手であったことも知っていたのではないだろうか。受け身が決まったところで、歓声をあげて駆け寄らずにはいられなかったミーハーっぷり…。これらカミーユのちょっとカワイイ側面がしっかりと埋め込まれているから、シャアとアムロの再会を見守るカミーユの気分が健康なものとして伝わってくるのだろう。
(ふと考えてみると、カイ・シデンに関するリアクションの記憶がまるでない。それを確認するためだけでも、見返したくなった)
このシーンがこれだけスッと入ってくるよう、「一年戦争の英雄たち」に対するカミーユのリアクションを振り返ってみると…。まずブライトに対して、「講演会でサインをもらったことがあります!」とわざわざ告白している。ハヤトがバルキリーから単身、空中移動(?)して乗り移ってきたときは、「やったー!」と歓声をあげてハヤトに抱きつかんばかり。このシーン、コンテでは「オー、ジャパニーズジュードー!」と群衆から声があがるという指示がされていて(残念ながら本編でどうだったか失念しちゃったけど)、その中で思わず駆け寄った若者がカミーユ、という印象があるのだ。ハヤトがホワイトベースのクルーだったことは知っていただろうし、空手を習っていたカミーユは、ハヤトが柔道の使い手であったことも知っていたのではないだろうか。受け身が決まったところで、歓声をあげて駆け寄らずにはいられなかったミーハーっぷり…。これらカミーユのちょっとカワイイ側面がしっかりと埋め込まれているから、シャアとアムロの再会を見守るカミーユの気分が健康なものとして伝わってくるのだろう。
(ふと考えてみると、カイ・シデンに関するリアクションの記憶がまるでない。それを確認するためだけでも、見返したくなった)
「星を継ぐ者」考・1
テレビシリーズでは、ウォン・リーという人は思いのほか早く登場していてカミーユを「修正」している。が、劇場版『機動戦士Ζガンダム・星を継ぐ者』にウォンさんは登場しない。第2部『恋人たち』では登場してくるだろうけど…。
劇場版において「修正」は無くなるかもしれない。
組織のあり方として、上意下達を徹底させるための手段として「修正」が登場することはあったとしても、直接的に描写されることはなくなるかもしれない。『星を継ぐ者』でジェリドに殴りかかったカミーユがジェリドの回想というフィルターを通して描かれたように、修正されたカミーユも、別の視点から描かれるのだろう。
思えば、カミーユがキレない若者として描かれている(人格が変わったのではなくて、そう見えるように編集された)ということについては総監督も繰り返し語っているが、こと「修正」に関してはひとことも話していないのではないだろうか。
「修正」がなくなるということは、クワトロがカミーユに「修正」されることもなくなり、あの迷セリフ「サボテンの花が咲いている…」もなくなる、ということになる。そして、『星を継ぐ者』で受けるクワトロの印象から延長線をのばしていった先に、ああいったクワトロはいなくてもいいな、と思えてくる。
ときに迷い、現実の厳しさに苦しみながらも、己の成すべきことをやろうと奮闘する男。ときに裏腹な結果を迎えるような苦い思いを積み重ねている男。クワトロとはそういう男なんだろうけど、けどヘタレない、だからカミーユも彼を人生の先輩として認めている…そういう関係になるのなら、なにもカミーユに「修正」される必要はないのだ。
劇場版において「修正」は無くなるかもしれない。
組織のあり方として、上意下達を徹底させるための手段として「修正」が登場することはあったとしても、直接的に描写されることはなくなるかもしれない。『星を継ぐ者』でジェリドに殴りかかったカミーユがジェリドの回想というフィルターを通して描かれたように、修正されたカミーユも、別の視点から描かれるのだろう。
思えば、カミーユがキレない若者として描かれている(人格が変わったのではなくて、そう見えるように編集された)ということについては総監督も繰り返し語っているが、こと「修正」に関してはひとことも話していないのではないだろうか。
「修正」がなくなるということは、クワトロがカミーユに「修正」されることもなくなり、あの迷セリフ「サボテンの花が咲いている…」もなくなる、ということになる。そして、『星を継ぐ者』で受けるクワトロの印象から延長線をのばしていった先に、ああいったクワトロはいなくてもいいな、と思えてくる。
ときに迷い、現実の厳しさに苦しみながらも、己の成すべきことをやろうと奮闘する男。ときに裏腹な結果を迎えるような苦い思いを積み重ねている男。クワトロとはそういう男なんだろうけど、けどヘタレない、だからカミーユも彼を人生の先輩として認めている…そういう関係になるのなら、なにもカミーユに「修正」される必要はないのだ。
2005年07月05日
月刊マンダラート創刊
毎週コンスタントに配信されてきた「今泉浩晃のMandal-Art Eye」。気が付くと116号となっており、ここで取り上げられている“知のノウハウ”も相当なボリュームになっている。5月頃に、「マンダラートのことは、マンダラートで学ぶべきだ」という考えが示され、ここ最近の雰囲気からそろそろリニューアルが控えている気配もあった。そして今朝のメルマガでついに明かされたのが、有料化された「月刊・マンダラート」の創刊である。
マンダラートファイルの配布があるのだろうとは思っていたけど、せいぜいパーム版のみだろうと思っていた。ところがなんと、パーム版だけでなく、マック版・ウインドウズ版のファイルも配布するという(さすがにNewton版はないけど…もともと構造的にNewton版のMandal-Artはファイルの追加などが難しいし。って、そんな問題ではないか(苦笑))。
これまでのメルマガで「○○についてマンダラを展開してみてほしい」と書かれていても、なかなか手を動かせなかった人は多いと思う。しかしこれからはそうはいかないね。なにしろそこはすでにマンダラートの上なのだから。これは展開せずにはいられなくなるハズ。
月刊購読料は1050円。バックナンバーの公開・配信は行われないとのこと。
→『The Mandal-Art Magazine Premium Edition』
マンダラートファイルの配布があるのだろうとは思っていたけど、せいぜいパーム版のみだろうと思っていた。ところがなんと、パーム版だけでなく、マック版・ウインドウズ版のファイルも配布するという(さすがにNewton版はないけど…もともと構造的にNewton版のMandal-Artはファイルの追加などが難しいし。って、そんな問題ではないか(苦笑))。
これまでのメルマガで「○○についてマンダラを展開してみてほしい」と書かれていても、なかなか手を動かせなかった人は多いと思う。しかしこれからはそうはいかないね。なにしろそこはすでにマンダラートの上なのだから。これは展開せずにはいられなくなるハズ。
月刊購読料は1050円。バックナンバーの公開・配信は行われないとのこと。
→『The Mandal-Art Magazine Premium Edition』
2005年07月04日
スカっスか
(栄輝)>こらっ、勢いでアクトザク買ってるだろ俺。
(A機)>なんですかその自爆型の告白は(´・ω・`)
(栄輝)>ゲルググのときだってそうだった! 時間なくて箱あけることさえしないうちにカル〜く一ヶ月以上たっちまって、そこら中でワゴンセールやらかす頃にようやく箱を開けるなんてあななさけなや。
(A機)>つまり反省も成長もなにもあったもんじゃないってことですな(´・ω・`)
(栄輝)>なんかさー、なんにもだれにも気兼ねすることなく、おもしろい本を読みふけるとか、そういうことしてーっ、なんて思わない? やたらめったらブ厚い本を思わず徹夜して読み終わらせるとか。
(A機)>そういう時間軸のことはよくわかりませんけど、ちょっと難しめの本がたまってるのは事実ですね。
(A機)>なんですかその自爆型の告白は(´・ω・`)
(栄輝)>ゲルググのときだってそうだった! 時間なくて箱あけることさえしないうちにカル〜く一ヶ月以上たっちまって、そこら中でワゴンセールやらかす頃にようやく箱を開けるなんてあななさけなや。
(A機)>つまり反省も成長もなにもあったもんじゃないってことですな(´・ω・`)
(栄輝)>なんかさー、なんにもだれにも気兼ねすることなく、おもしろい本を読みふけるとか、そういうことしてーっ、なんて思わない? やたらめったらブ厚い本を思わず徹夜して読み終わらせるとか。
(A機)>そういう時間軸のことはよくわかりませんけど、ちょっと難しめの本がたまってるのは事実ですね。
2005年07月03日
労働フォース
(栄輝)>デカい、合体させるとムダにデカい。
(A機)>ちなみにロードスパルタンのことです。写真撮ってません。
(栄輝)>デザインのバカバカしさは、昔の特撮メカのバイクみたいで嫌いじゃないかな。でもこれ、バイオマシーンのときもそうだったけど、いまいちプレイバリューに欠けますな。ムダにデカいから、モノとしての存在感はたいしたものだけど。
(A機)>付属のミニカタログの表紙がバイク4台だけでロードフォースの面々が写ってなかったりするじゃないですか。こうして並べると、ビークルとしてのなんともいえない存在感があっていい感じじゃあないですか。
(栄輝)>でもコレ、置き場所ないな。
(A機)>微妙なコメントが続きますね(笑)
(栄輝)>百点満点とは言えないんだけど、これはこれでアリなんじゃないかなぁ、ぐらいの甘い評価でどうだろう(笑)
(A機)>ちなみにロードスパルタンのことです。写真撮ってません。
(栄輝)>デザインのバカバカしさは、昔の特撮メカのバイクみたいで嫌いじゃないかな。でもこれ、バイオマシーンのときもそうだったけど、いまいちプレイバリューに欠けますな。ムダにデカいから、モノとしての存在感はたいしたものだけど。
(A機)>付属のミニカタログの表紙がバイク4台だけでロードフォースの面々が写ってなかったりするじゃないですか。こうして並べると、ビークルとしてのなんともいえない存在感があっていい感じじゃあないですか。
(栄輝)>でもコレ、置き場所ないな。
(A機)>微妙なコメントが続きますね(笑)
(栄輝)>百点満点とは言えないんだけど、これはこれでアリなんじゃないかなぁ、ぐらいの甘い評価でどうだろう(笑)
2005年07月02日
ラインばれる
(栄輝)>6月もヒサンだったと自分でも思う。
(A機)>“どんなに適当でもいいから毎日エントリー”の誓いもあっさり反故に。もともとちっともできてないし。なんですか、ひょっとしてブログに厭きました?
(栄輝)>きびしい追及だなぁ。あんまりこういうことは書きたくないんだけど、とにかく仕事キツくてさぁ。分かったのは、ブログの更新だってキチンとやっていこうと思ったら、それなりに時間がかかるってことなのよ。あと意識な。
(A機)>意識? 意識不明なんですか?
(栄輝)>そうじゃなくて、仕事があんまり重圧かかってくると、他のこと気にしている余裕がなくなるわけ。余裕がないっていうのはつらいことだよ?
(A機)>集中力がアップしたというわけではないのですね。
(栄輝)>トゲのある言い方ではあるが、そのとおりだわさ。で、今日は土曜日なのにいろいろと仕事の無理がたまっていて、少し待ち時間ができたから、ブログ持ってる人間らしくブログの更新でもしようとこうして書いてるわけ。
(A機)>更新できてないけど、それなりにいくつかはネタがありますね。ちゃんとペーネロペーに組み替えしたこととか。
(栄輝)>『Ζ BIBLE』読み終わったけど、かなりいい本だし、重要なこともいっぱい載っていたことを報告しておきたいね。これは先月のユリイカのムーンライダーズ特集の鈴木慶一のインタビュー記事なんかにも言える。
(A機)>そういえば新譜のこともライブのことも取り上げ損ねてますね。
(栄輝)>新譜については、友人なんかはかなり辛口批評だったんだけど、聞き込むと染み込んでくるというか、これまたいいアルバムだよ。きちんと評価してあげたいなぁ。
(A機)>してあげてくださいよ。ロードフォースのこともお願いしますね。あと、ふくやまけいこさんの『まぼろし谷のねんねこ姫』も予想どおり文庫化されたわけですが、『東京物語』も『星の島のるるちゃん』についても、何か言いたいことあるっておっしゃってなかったですか?
(栄輝)>そうだったそうだった。『ナノトリノ』まで連綿と続くふくやまさんの病気というか性癖というか。それを作風と受け止めてしまっていいのかどうか、みたいな、わりと深い話なんだけど、書けてないね。
(A機)>これ言ったらおしまいですけど、書かないと、そういうのは意味がないですよね。
(栄輝)>きついなぁ。ほんとうに厳しい毎日だよ。自分でもなにやってんだろうと思うよ。ブログひとつ更新できないのは、生活のバランス欠いてるとしか言い様がないもんなぁ実際。
(A機)>ぼくだってやみくもに責めるつもりはないですし、事情は分かってるつもりですよ。だから、なんというか、バランスを自分で維持するための工夫というか自助努力というか、そういうのは意識してやったほうがいいと思うんですよね。
(栄輝)>つーても携帯電話でプチプチやるのではおっつかないし、HP-200LXを携行するのも中断してるから、テキスト作成環境を持ち歩かなくなってるし、というか、本当に、仕事中に他のことできないのよ。そういうスキマがどんどんなくなってる。
(A機)>家に帰ってからは?
(栄輝)>家に帰ったら遅い晩飯食って寝るだけ。思えば、以前は5時台に起きてただろ? あれができてると、いろいろと時間が有効に使えて助かってたのよ。
(A機)>最近は帰宅時間が遅いですからねぇ。朝もギリギリですよね。といっても6時半までには起きてるんですよね。
(栄輝)>田舎住まいだから仕方ないよ。しかしなんだな、けっきょく泣き言しか書けないんだったら書かないほうがマシなんじゃないの?
(A機)>違いますよ。泣き言じゃない生活をすればいいんですよ。
(栄輝)>なるほど。でもそれがうまくいってないから更新もできなくなってるんじゃねーか。
(A機)>うーん、今月もしんどそうですね。ちなみにエントリータイトルは適当。
(A機)>“どんなに適当でもいいから毎日エントリー”の誓いもあっさり反故に。もともとちっともできてないし。なんですか、ひょっとしてブログに厭きました?
(栄輝)>きびしい追及だなぁ。あんまりこういうことは書きたくないんだけど、とにかく仕事キツくてさぁ。分かったのは、ブログの更新だってキチンとやっていこうと思ったら、それなりに時間がかかるってことなのよ。あと意識な。
(A機)>意識? 意識不明なんですか?
(栄輝)>そうじゃなくて、仕事があんまり重圧かかってくると、他のこと気にしている余裕がなくなるわけ。余裕がないっていうのはつらいことだよ?
(A機)>集中力がアップしたというわけではないのですね。
(栄輝)>トゲのある言い方ではあるが、そのとおりだわさ。で、今日は土曜日なのにいろいろと仕事の無理がたまっていて、少し待ち時間ができたから、ブログ持ってる人間らしくブログの更新でもしようとこうして書いてるわけ。
(A機)>更新できてないけど、それなりにいくつかはネタがありますね。ちゃんとペーネロペーに組み替えしたこととか。
(栄輝)>『Ζ BIBLE』読み終わったけど、かなりいい本だし、重要なこともいっぱい載っていたことを報告しておきたいね。これは先月のユリイカのムーンライダーズ特集の鈴木慶一のインタビュー記事なんかにも言える。
(A機)>そういえば新譜のこともライブのことも取り上げ損ねてますね。
(栄輝)>新譜については、友人なんかはかなり辛口批評だったんだけど、聞き込むと染み込んでくるというか、これまたいいアルバムだよ。きちんと評価してあげたいなぁ。
(A機)>してあげてくださいよ。ロードフォースのこともお願いしますね。あと、ふくやまけいこさんの『まぼろし谷のねんねこ姫』も予想どおり文庫化されたわけですが、『東京物語』も『星の島のるるちゃん』についても、何か言いたいことあるっておっしゃってなかったですか?
(栄輝)>そうだったそうだった。『ナノトリノ』まで連綿と続くふくやまさんの病気というか性癖というか。それを作風と受け止めてしまっていいのかどうか、みたいな、わりと深い話なんだけど、書けてないね。
(A機)>これ言ったらおしまいですけど、書かないと、そういうのは意味がないですよね。
(栄輝)>きついなぁ。ほんとうに厳しい毎日だよ。自分でもなにやってんだろうと思うよ。ブログひとつ更新できないのは、生活のバランス欠いてるとしか言い様がないもんなぁ実際。
(A機)>ぼくだってやみくもに責めるつもりはないですし、事情は分かってるつもりですよ。だから、なんというか、バランスを自分で維持するための工夫というか自助努力というか、そういうのは意識してやったほうがいいと思うんですよね。
(栄輝)>つーても携帯電話でプチプチやるのではおっつかないし、HP-200LXを携行するのも中断してるから、テキスト作成環境を持ち歩かなくなってるし、というか、本当に、仕事中に他のことできないのよ。そういうスキマがどんどんなくなってる。
(A機)>家に帰ってからは?
(栄輝)>家に帰ったら遅い晩飯食って寝るだけ。思えば、以前は5時台に起きてただろ? あれができてると、いろいろと時間が有効に使えて助かってたのよ。
(A機)>最近は帰宅時間が遅いですからねぇ。朝もギリギリですよね。といっても6時半までには起きてるんですよね。
(栄輝)>田舎住まいだから仕方ないよ。しかしなんだな、けっきょく泣き言しか書けないんだったら書かないほうがマシなんじゃないの?
(A機)>違いますよ。泣き言じゃない生活をすればいいんですよ。
(栄輝)>なるほど。でもそれがうまくいってないから更新もできなくなってるんじゃねーか。
(A機)>うーん、今月もしんどそうですね。ちなみにエントリータイトルは適当。