(栄輝)>いま思うと、放送当時は徹底的にカミーユ目線で見てたんだろうな。だからフォウの気持ちなんて分かりはしなかったし、アムロとベルトーチカが「傷を舐めあっている」ことも気持ちわるいだけだった。シャアがどうにも不調なのも鬱陶しいばかりだった。カミーユが自分の部屋に仏壇(のようなもの)を作っていたり、やさしくしてくれた女性にすりよっていったり、出会った女性に手をさしのべようとしたりする気分にシンクロしていた。彼が親が親をやってくれないと叫んだことで、自分の立ち位置がはっきりしたような気がした。「この宇宙も、人が住んでいるところも息苦しくって…(パクパク)」と彼がやったとき、「あ、俺もこうして一歩踏み越えちゃうのかも。そういうギリギリの気分ってあるよな」と思ったのを思い出した。
(A機)>ところで「恋人たち」のパンフレットで、マウアーの年齢が17歳って書いてあるんですけど本当ですか?