2005年11月10日

機動戦士Ζガンダムヒストリカ Vol.8

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(栄輝)>「フォウがヘルメットをはずしたのは、もう一度キスをしたかったからかもしれない」と書かれていたのを読んで、「ああっ」と。
(A機)>ああっ! カミーユなにやってんのと。
(栄輝)>そうそう。フォウとキスしたから、ファに再会したときもキスしようとしたんだなあいつは。「キスをする」という男女間の行為を覚えたから、また試したかったんだ。
(A機)>でもヘルメットをはずすっていうことには気が付かなかった(笑)
(栄輝)>おこちゃまなのよね。あのとき、フォウに向かって自爆告白なんてしてないで、キスのひとつもしてやればそれでよかったんだ。これは気が付かなかったな…。もしフォウやファとのキスがうまくいってたら、サラにもキスしようとしたんじゃないかな。
(A機)>説得癖からキス魔に。
(栄輝)>(笑) やっぱりもう一度観たいなぁ。「映画になってない」とか、どうでもいいんだそんなこと。福井晴敏は、もっと劇的な演出をして分かりやすく再構築したら、みたいなことを提案していたけど、そんなこと言ってないで、ああいうふうにまとめた御大将の胆力をまず受け止めてみればいいんじゃないかなぁ。「俺ならもっと面白く」とか「俺ならこうする」とか、なんぼでも言えるじゃん。
(A機)>福井氏に関しては、あえて自覚的にやってるんでしょ? あんまり言うと無批判マンセー厨って思われますよ。
(栄輝)>ほとんどそんな感じだから別にかまわんよ。ただ、最近の御大将って、物語の最後の余韻の持たせ方がいまいち尺が足りないことが多いから(例外:∀ガンダム)、そこんところだけなんとかしてほしいな。ギリギリまで作劇やってエンディングでも別にいいけど、“日常に帰っていくカミーユ”って余韻に浸る時間は劇中で与えてほしいのよ。
(A機)>劇中ってところがミソですか。
(栄輝)>うん。それと、まさかやらないとは思うけど、後日談とか、そういう絵はいらないから。
posted by 多村えーてる at 21:16| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(1) | Ζ GUNDAM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする