(栄輝)>モスピーダはいい。いろんな意味でいい。バイクが変形してパワードスーツになるというコンセプトがすばらしい。
(A機)>可変ロボではなくてパワードスーツになるっていうところが、ものすごくリアル指向、なんですかひょっとして?
(栄輝)>うむ。もっとも、バルキリーよろしく三段変形するロボも登場するのがモスピーダという作品なんだけどな。おまけにそいつのパワーアップ用ブースターも三段変形する可変ロボだっていうんだから、ゴージャスてんこもりにもほどがある。
(A機)>ひとことで言うと、そういう時代だったんですね。
(栄輝)>訳知り顔でまとめられても困るんだが、そういうことだ。もっとも、モスピーダという作品の魅力とかマイナス面とか、思うところいろいろありすぎて書き切れないというかうまく書けないというか、いずれにせよ、こうしていろんなアイテムがリリースされることで二十一世紀にもモスピーダが人々の記憶に残っていくんだから、こんなにスゴイことはない。
(A機)>モスピーダとひとことで言っても、この可変バイクが好きってだけじゃなくて、作品としてのモスピーダが好きなんですよね?
(栄輝)>いやそこが難しい。作画もひどいし、物語もけっこうグダグダだし、終盤駆け足だし、手放しに褒められないところも多い。なにより戦闘機とバイクがいっしょに旅するというストレンジな絵面は失笑モノでしかなかったんだから。そういうB級なところもあわせて、当時な味なんだろうけどさ。
(A機)>ふむー。複雑な感情を抱かせるということは、やはりモスピーダもこうして決着をつけるべき作品であると。そしてこうして二つのメーカーからモスピーダの立体物がリリースされるということは、いまこそ決着をつけるべきときであると。
(栄輝)>おまけに、レギオスのほうも決着を迫ってくるし。

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