歴代マックの長所を愛情あふれる切り口でとりあげたなんとも大谷さんらしい企画の本。アイテム写真はプレーンな撮影になっているので、ビジュアル的なインパクトは控え目だけど、それぞれのマックの位置付けや背景を振り返るのはなんとも楽しい。
大谷和利『Macintosh名機図鑑』[Amazon]
一方、こちらはスティーブ・ジョブズという人物について暖かい目線で綴られている。単なるよいしょでなく、長年見守り続けてきた対象だから、こうした本が上梓できるのだろう。この優しい視点は、大谷さんだから書けるんだなぁと思う。
大谷和利『iPodをつくった男』[Amazon]