渡辺航がまたやってくれました。秋葉原までの往復90kmの道のりをママチャリで通っていた少年の脚力は、本人も気がつかないうちにロードレーサーに肉薄するほどのポテンシャルを秘めていた(!) そんなばかなと思いつつも、ページをめくるたびに上昇するテンション、血中アドレナリン濃度がどんどん上昇していくのがわかる。ああ、続きが待ち遠しい、待ち遠しい。2巻が出るまで、とにかく俺も走ってきます!
渡辺航『弱虫ペダル』第1巻[Amazon]
渡辺航の描く主人公は、どこか内気で、自意識過剰で、勝手に追い詰められて、ひとりでに「逃げちゃだめだ、逃げちゃだめだ」を始めてしまうのが特徴。本編の主人公・小野田坂道も、そうした碇シンジを引き継ぐ者の一人だといえるだろう。言ってしまえば汎用ヒト型決戦兵器がママチャリに変わっただけだ(笑)
2008年07月18日
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弱虫ペダル 1巻
Excerpt: 弱虫ペダル 1 少年チャンピオン・コミックス 渡邊 航 税込価格 : \420
Weblog: ザッキ
Tracked: 2008-07-28 10:47