ハリポタとの出会いはわりと早くて、まだディアモール梅田に三省堂があった頃、会社帰りに立ち寄ったときに「ちょっと凝った装丁、あまりなじみのない眺めのタイトルの本」が並んでいるのを発見、それが『ハリー・ポッターと賢者の石』でした。
なんだか気になって手に取ってみると、本文の書体がところどころ変えてあったり、装丁や挿絵もしゃれている。しかもいままで知らなかった出版社。なんとなくおもしろそう。本好きなら誰もがやったことがあるであろう、「ジャケ買い・装丁買い」をしたのでした。で、読み始めてみるとこれがじつにおもしろい。たしか二日ほどで読み終えてしまったはずです。
「これはきっとヒットするな。話題になるに違いない」そんなふうに漠然と感じていました。
世間で話題になっていくのは、それから何カ月もあとのことです。映画化されていわゆる「ハリポタ旋風」と呼ばれるブームが訪れるのも、もうちょっと後の話。たいして自慢にもならないわけですが、そんなふとしたきっかけて読み始めたハリー・ポッターもいよいよ最終巻。わが家にも今日Amazonから届くので、今夜にも読み始められるかな。
J.K.ローリング『ハリー・ポッターと死の秘宝』[Amazon]
2008年07月23日
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