「iPodに携帯電話の機能を持たせたものなんだろ?」
親戚の集まりで、従弟に聞かれました。いやはや。「iPhoneに対するよくある誤解ナンバー1」が、こうもあっさり出てくるとは。本当に、そんなもんなんだよね、世の中の認識なんて。
「違うんですよそーなんですよ」なんて、ザコザコアワーのザコたちのようなあいまいな返事をしたかどうかはともかく、「ではiPhoneとは何であるか」と、それを知らない相手に的確に伝えられるかというと、やっぱちょっと難しいんだ。
だから「電話もできるけど、これは小型のパソコンだよ」とだけ説明しておいた。それで本人もなんとなく納得していた。流行っているけど、自分には使いこなせないシロモノなんだろうな、ぐらいの認識らしい。
以前はインターネットだって彼にとっては無縁のものだった。パソコンもそうだった。iPodだって持っていなかっただろう。いつのまにか生活の中に入り込んで、彼らにとっても当然のもの、あたりまえのものになっていく。iPhoneがそうなるとは言い切れないけれど、iPhoneが加速させた何かが、彼らの生活をも何らかのかたちで加速していくことは間違いない。
2008年08月19日
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