話題のふくやまけいこ先生、初の百合もの第2弾です。作品紹介ではそんなふうに書かれているけど、べつに百合ん百合んな描写があるわけでもなく、オンナノコたちが輝いていて、お互いをまぶしい存在に受け止めて「いいなー」って思っている、そんな感じです。考えてみれば「女学生モノ」みたいなのは過去にも短編で描いていたし、登場人物の中の女の子が女の子のことを「いいなー」って思うような描写はしょっちゅうあったので、ふくやまワールドとしては別段不思議なことではないのかも。
ボクは残念ながらオンナノコではないけれど、心の中の乙女回路を全開にして、彼女たちが輝いている様を「いいなー」と思いながら読んでいます。
ふくやまけいこ『ひなぎく純真女学園』第2巻[Amazon]