
(A機)>アクションフィギュアタイプの鉄人とブラックオックスっす。
(栄輝)>正直、小物フィギュアもそろそろ縮小していこうと思っているんだが、まぁ、はずみというものだ。それにしても山口可動さすがだな。
(A機)>軸のひねり方向もそうですが、左右の足の可動軸は対称でなくてもいいんだ、という点にこの人の発明があるんじゃないかと前々から思っていました。
(栄輝)>足首の軸は、前後ではなく左右に曲がったほうがカッコイイポーズがとれるというあたり、まさにコロンブスの卵。そのかわり、この人は何をつくっても大張風デフォルメになってしまうのが玉に瑕か。
(A機)>しかしながら、フェイイェンみたいな青天の霹靂もあるわけで。
(栄輝)>それはともかく、山口可動フィギュアのおかげでヴィネットのほうがかすんでしまっているけど、榎木ともひでやっぱスゲーわ。
(A機)>ネタが鉄人28号ということで、反射的にパスしようとする人もいると思いますが、この造型は一見の価値アリですよ。
(栄輝)>ホビーロビーでディスプレイしてあるのをながめるんじゃなくて、こまごまとしたパーツを自分で差し込んでいく瞬間になんともいえない面白味を感じることができる…と思っているんだけどどうかな。まぁ、みかけたら試しに買ってみるといい。グリコもうまいし。モデルグラフィックスでカラーリング担当者がクローズアップされていたけど、この大胆きわまりない着色はたしかにあきれかえるね。それもさることながら、今回、ツヤの調整が絶妙なんだよな。鉄人のツヤがありながらもスチール感を感じさせるメタリック塗装やブラックオックスのグロス塗装もさることながら、感心したのはヴィネットの包帯鉄人の「正太郎ミサイル」の外装部分。このツヤ消し具合はマジでほれた。