2005年01月25日

長谷川裕一『機動戦士クロスボーン・ガンダム−スカルハート−』

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近年、コンスタントに描かれてきたクロスボーンガンダムの続編・外伝を一冊にまとめた単行本。GFF F91のリリース時に、ハリソン大尉のネイビーブルーのF91はカラーリングが変更になってしまったのだが、GFFの画稿発表以前の作品は(わざわざトーンを削って)カラーを修正しているのが芸コマというか(バンダイの要請というか)なんというか。

GFFのクロスボーン・ガンダムX1は、わりとお気に入りの1体だが、なぜかデザイン優先のリファインが施されており、本編で活躍した内蔵武器が消失していたり、若干残念なところもある。F91のほうは、「ボクの中の最高のF91」と大きくかけ離れた造型がどうにも残念ポイントで、シーブックのF91しか買っていない。

ハリソン大尉の機体は、クロスボーン本編では全身ネイビーブルーだったのが、GFFの組み替えギミックの都合でカラーリングが変更になったわけだが、この配色はなかなかにPOPな感じがして、個人的にはアリだと思っている。

単行本にまとまったことで、トビアの活躍も一段落ついてしまったようだが、クロスボーンガンダムの頃の宇宙世紀は、まだまだ遊べるのではないかと思う。長谷川氏ものびのびと描いているのが紙面から伝わってくる。もう1冊分くらいは、続けてほしいな。
posted by 多村えーてる at 16:32| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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