iPhone 4 に機種変更して明日でちょうど一年。
ギリギリ滑り込みでジーニアスバーに行ってきた。
ここ最近、ホームボタンの具合がおかしくなっていて、これはやばいなぁと思っていたんだよね。
おねーさんジーニアスに症状を伝えると、保証期限を確認して即、本体交換。
SIMを入れ替えて通話確認して、元のマシンのデータを消去して、サインしたら終了。あっさりしたものです。
戻ってiTunesに接続して、復元を選んだらあとはしばらく待つだけで、壁紙からSMSの履歴まで全部元通り。
ただ、アイコンの並び順やフォルダだけはおかしくなっちゃうんだよね。ちょうどいい機会だったので一時間ほどかけてアプリを整理してファルダ分けも見直して、あーすっきりした。
しかし iPhone の復元能力はたいしたもんだわ。i文庫のさっきまで開いていたページまでがちゃんと元通りになるんだからなぁ。これでアイコンの配置も復元してくれるようになったら、もう何も言うことないよ。
それにしても、アップルのサポートはまったくもってすごい。ジーニアスバーのサクっと本体交換で対応する姿勢も、ひと昔前なら「キズのひとつひとつに愛着が云々」なんて批判の対象になりかねないわけだけど、なにしろ iPhone ときたら iTunes に接続して復元を選ぶだけで、ほぼ何も失われることなく元通りになるのだ。あるのはソフトウェアとそこに蓄積されたパーソナルなデータ。デバイスは限りなく透明化しているのだ。
ジョブズはこれまでもトランスルーセントな材質でMacをつくり、空中に浮遊しているようなデザインにしたり、モニタだけでPC本体が消えたかのようにしたり、ひたすらハードウェアの透明化をめざしてきた。このハードウェアの透明化は、ジョナサン・アイヴが実現したデザインだけでなく、サービスそのものにも行き届いているのである。いや、アップルが目指しているのはサービスを意識させないサービス、おそらくサービスすら透明化させようとしているのだろう。
2011年08月19日
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