『膚の下』に引き続き、『あなたの魂に安らぎあれ』『帝王の殻』と読み返しているわけですが、ムラムラとすべてのテキストの全文検索がしたくなっています。
『膚の下』ではサンクという人造犬が主人公のパートナーとして活躍します。しかしながら、神林作品といえば猫が定番です。なぜ犬だったのかは、いくつかのインタビューであきらかにされているからともかく、過去の神林作品での犬の扱いはどうだったのだろう。これが気になってしかたがない。
また、『膚の下』には創造主に関する話がでてきて、「機械人アミシャダイにとって創造主は人間ではない理由」が懇切丁寧に解説されているけど、これのベースになる話題は『帝王の殻』でも登場します。アミシャダイはこのときから「自分の創造主は人間ではない」という結論に至っている。ではもっと過去の作品では、“創造主”を神林長平はどのようにとらえていたのだろう。はて他の作品ではどうなんだろう。『ライトジーンの遺産』ではどうだったっけ…。
こういった疑問を、検索ツールでビシッと解明したいと思う。
2004年06月21日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック