
(A機)>ジェガンのキットってじつは初めてだったりしますよね?
(栄輝)>HCM-Proのジェガンは買ったけどな。当時のジェガンはハンドパーツの出来がいいってことで有名だったよな。1/600ロッグ・マックと同じような基準で評判よかったキット。で、こいつはジェスタとバックパック交換遊びができるとわかったのでにわかにほしくなって勢いで買ってきちゃった。
(A機)>でもエコーズ仕様には組まないようですね?
(栄輝)>ヘッドパーツもそろってるし、胸の増加装甲を付けなかったらそのままD型にできるんじゃないかと思って、そっち方向で組み立て始めてみた。
(A機)>ご丁寧なことに、エコーズ仕様にしたら不要になるコクピットのハッチまでちゃんとついてきてるんですよね。
(栄輝)>ところが、ネットでは単体ではD型にできないって必ず言われてるんだよ。どこができないのかずいぶん迷ったが、ようやく分かった。
(A機)>ずばり、色ですね。
(栄輝)>いや、それもあるが、そういう問題じゃなくて。どうやらヘッドパーツの「耳」の形状がノーマルのジェガンとD型では違っているらしい。ささいなことなんだけどな。あと、D型、つまりカトキハジメ氏がリファインしたときに手首の袖のあたりに切欠き加えたり、足首まわりの裾の形状も変更してたりもしてるんだな。
(A機)>キットはノーマルジェガンをそのまま流用しているから、そのへんはまったく違ってるわけですね。
(栄輝)>そもそも出渕氏とカトキ氏ではプロポーションが違うから、細かいディテールを変更してもカトキのD型って感じには見えなかったりする。
(A機)>おまけにノーマルのジェガンも、出渕バランスまんまじゃなくて、HGUC的なプロポーションの範疇に整理されてますよね。
(栄輝)>そういうこと。ガンプラ的にそこそこかっこいいバランスになってるというか、結果的にどっちつかずなんだけど、これはこれでまぁいいかと思えるくらいには整ってるというか。あとはほんと、手を動かす人のこだわり指数がすべて、みたいな。ネットでもスターク・ジェガンが出た時にノーマルのジェガンとニコイチでD型を作った人がたくさんいるんだけど、耳の形状は気にしないことにした人が多かったみたいだな。どっちかというと裾の形状が違ってることのほうが気になるし。
(A機)>でもあそこって、画稿によってはノーマルと同じになってるものもあったりするんですよね。
(栄輝)>ややこしいよな。というわけで俺も細かいことは気にしなーい。

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