昨年、当初の予定よりも刊行数が減りつつも、最後にはファンの力によって全五巻が刊行された「坂口尚短編集」(※)の購読者に販売された特別冊子が到着しました。
※)全八巻の予定だったと聞いています。つまり、まだ収録されてない作品もあるってことなのね。実際、うちにある『3月の風は3ノット』や『星の動く音』の中で、短編集に収録されていない作品がいくつかあったハズ。
で、この特別冊子に収録されている作品も、初めて目にするモノばかりで、やっぱり坂口さんっていいなぁと思えるものばかりなのでした。
坂口尚氏の小部屋
さとぴーさんは、今回の坂口尚短編集の編集にも相当資料提供されたそうで、この人のサイトをみていると、「坂口尚はまだ生きている(我々の胸の中に)」という、ある種のベタベタな感動で胸が熱くなります。自分にとって、この上なく特別な漫画家だったんだ! そう思い出させてくれるのです。
チクマ秀版社の坂口尚短編集のページによると、
(発送が)すべて完了した2月末以降、若干の残があった場合、このページにてお知らせします。とのことなので、ほしい人は問い合わせてみましょう。
「坂口尚短編集」は現在でも入手可能[Amazon] [bk1]。他にも、石の花は愛蔵版と文庫版の両方が発売されています。『十二色物語』も昨年の文庫化なので、現在でも入手可能です。
坂口尚は、人として読んでおいていただきたい漫画家なのだ。
どうもです〜。
いろいろな方が情報を広めてくれるというのはありがたい事です。
Jukiさん:
おお、特別冊子が届いたということは、短編集も購入されたのですね(^_^)
さとぴーさん:
そうです、あの多村です(笑)
そちらの掲示板にももっとおじゃましたいのですが、なんだかバタバタしてまして(^^;)
しかたないので自分のブログでアレコレ書いてます。ほとんどあいかわらずな中味ですが(笑)
はい、多村さんの発言を読んですぐに短編集セットを予約し、近くの書店で12色物語も買うことができました。
この場を借りて、高校時代の私のフンベルバルディンク先生=伊藤先生にも感謝します。『石の花』を自分の家から持ってきて、生徒が自由に読めるようにしてくれました。