2014年01月01日

HGUCドーベン・ウルフ(ユニコーンVer.)をつくる(140101)

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(A機)>百二十一日目です。
(栄輝)>両肩に測距儀を設置した。
(A機)>測距儀?
(栄輝)>ドーベン・ウルフの肩の四角い張り出しが何かって、どうにもよく分からなかっただろ。

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(A機)>ここですね。
(栄輝)>まず角型のパーツはスラスターではないと決めて、基本的にセンサー類だろうと考えてみたわけだが、そうしたときにどこかで見たことあるなーと思っていて、ようやく気がついた。これだわ。

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(A機)>なるほど、これが測距儀なんですね。
(栄輝)>そっくり同じだと思わないか。宇宙戦艦の主砲にはこれだけ大きなセンサーが採用されているんだよ。宇宙戦艦を一撃で撃沈できるだけの強力なメガランチャーにも、それなりの装置がついていたとしてもおかしくないだろう? で、今回は角型のセンサー類はすべて丸型に置き換えているわけだから、何の装置だったのかがはっきりすれば、あとはそれほど悩むことはないわけ。それにしても、肩にこのパーツを組み込んだ時には、具体的に何のパーツかは決めてなかったんだよな。いやーちゃんと答えがみつかってよかったわ。

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【機体解説】
ドーベン・ウルフの両肩のパーツもまた、諸説解釈が分かれてきた部位である。鹵獲機体から再生されたシルヴァ・バレトも肩パーツそのものが交換されており、その機能がなんであったのかをうかがい知ることはできない。本機の肩パーツは、ドーベン・ウルフとは異なるものが使われているが、それゆえにいかなる機能の部位であったかがより一層浮き彫りになっていた。
ドーベン・ウルフが実現したメガランチャーは、モビルスーツ単体としては驚異的な火力を誇る。かつてRX-78ガンダムは、初のビーム・ライフルを装備した。そのビームは戦艦並みと呼ばれていたが、ダブルゼータガンダムのハイメガキャノンはコロニーレーザーの小型版と称される程に強力であり、ドーベン・ウルフのメガランチャーもそれに近い強大な火力であった。しかし、いかなる強力な武器も、目標に命中しなければ対象を破壊することはかなわない。
本機の両肩には、超長距離の攻撃目標を正確に捉える測距儀センサーが搭載されていた。ここからは本機のメガランチャーの運用形態が読み取れるだろう。超長距離からの敵拠点への攻撃をモビルスーツ単体で可能とするこの機体は、アクシズへの攻撃をはっきりと目標に定められていた。モビルスーツ同士の格闘戦が開始される以前に、敵拠点を撃破する大火力と、第4世代モビルスーツと互角の戦闘力を一般兵にもたらす本機の底力を支えていたのは、両肩の測距儀センサーを始めとする全身のセンサーユニットであった。ミノフスキー粒子影響下で宇宙空間の戦闘を制するのは、高度なシステムを駆使して描き出される三次元空間マッピングであり、正確な位置情報を広域に読み取る能力であるというのが、技術陣の導き出した答えだったのである。領域支配(エリア・ドミナンス)戦略に則って生みだされた強力なモビルスーツの中でも、本機は独自のコンセプトを持っていたと言えるだろう。

商品イメージ
HGUC 1/144 ARX-014 ドーベン・ウルフ (ユニコーンVer.) [Amazon]

 
posted by 多村えーてる at 09:00| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | GUNDAM UC | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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