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パンフレット買わなかったので、何か資料本を買おうと思っていた。当時の本当の博覧会に関する解説がわりとボリュームさいて掲載されていたのと、トニーたけざきのコミックでこの本に決定。帯に「スチームボーイ公式資料集」とある奴。
ところで、「脚本がダメ」っていう一言感想をよく目にするんだけど、そんなふうには思えないんだよね。いったい何がダメなんだろう? たぶん、
「感動できなかった、感動的な台詞がなかった、よくわからなかった」
そんなところじゃないのかなぁ。そういう作品じゃないって分かってたら、別の楽しみ方を誰か教えてあげていたら、きっとみんなちゃんと楽しめたと思う。正直、ぼくも観ている途中までは「ひょっとしたらヘタなヒューマニズムとか持ち出したりするんじゃないだろうか…」とヒヤヒヤしてたし(笑)
個人的にはここまでドライな作風は好みではないけれど、ベトつかないようにベトつかないようにと徹底して計算されていたこと自体は、よく堪えたなと感心した。
2004年08月10日
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