2020年04月22日
MGゼータプラス(テスト機カラータイプ)をつくる(20-0422)
(A機)>十一日目です。
(栄輝)>胸部の形状、今回は思い切ってえぐれさせた。昨日までは天面はプラ板で新造かなぁと思っていたんだけど、結局キットを切った貼ったしてえぐれさせた。
(A機)>ストレーキのえぐれもお約束ですね。
(栄輝)>いやそれが、確認してみると思いのほかキットのままの作例が多いんだよね。当時のカトキ画稿、A1型・C1型ともにモビルスーツ形態ではえぐれていないんだけど、ウェイブライダー形態はえぐれている。変形機構の図解ではえぐれている。C4はモビルスーツ形態・ウェイブライダー形態ともにえぐれている。さらによくみるとウェイブライダー形態のバリエーションはすべてえぐれているな。
(A機)>描かれた時期によるんでしょうかねぇ?
(栄輝)>そして最初に作られた立体物もえぐれていなくて。そういえば当時の1/144キットは味も素っ気もない三角形の板だったことを思い出した。
(A機)>センチネル本の「君にも作れる」でも、この部分はまったく触れていませんね。
(栄輝)>いろいろ見比べると、力を入れるポイントにも温度差があるもんだな。カトキ氏ノータッチのMGゼータVer.2.0は律儀にエグレさせていて、初代MGゼータへのリスペクトがうかがえるというか、初代MGゼータよりは控えめなサイズになっている。このへんはむしろアニメ用の設定画にあわせたボリューム感と考えるべきかな。
(A機)>「マスターアーカイブモビルスーツ」のゼータの巻でも、ゼータのバリエーションはすべてえぐれている中で、ゼータプラスだけえぐれていないようですね。
(栄輝)>なるほど。つまりこれは「ゼータプラスのストレーキはえぐれていない」と認識している層が確実にいるってことだなぁ。興味深い。
(A機)>ディテールひとつでなんぼでも語れる……そんな人を応援しています。
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