2020年09月14日

二つ折りデバイス試論

Appleが折りたたみ式デバイスを出すのは、(実際に出るとしても)まだしばらく先だろうけれど、今のうちに妄想メモ。

折りたたみ式のiPhoneは、個人的には可能性は低いと思う。理由は二つ折り状態で厚さが倍になることがデメリットになりすぎるから。あと使用時に展開する動作が増えるのもデメリットだろう。両手で操作することが必須だろうから、iPhoneが携帯デバイスである限りは二つ折りはやらないほうがいいんじゃないかな、と思う。

iPadは二つ折りにしたときに厚みが増えることよりも、板としての大きさが画面サイズに制約されなくなることのメリットのほうが大きいと思う。また、使うために展開するアクションも、iPadの場合はさほどデメリットには感じられないだろう。

Appleが折りたたみ式を出すとしたら、今の「一枚の板」という究極にシンプルな形よりも素晴らしいユーザー体験が発明できたとき、ということになるだろうから、凡俗のボクには思いもよらなかったような素晴らしい仕組みがあらわれることに期待したい。そうでないかぎり、Appleは折りたたみ式デバイスを出さないんじゃないかな。
 
Appleのこれまでのデバイスの進化をみると、可能なかぎりメカニカルなものを排除するか、デジタル的なものに代替えする方向に進んできたのであって、ここにきてメカニカルな機構が大きなウェイトを占める二つ折りデバイスに舵を切るということがそもそも考えづらいのだけれど、それでも出てくるとしたら、それはきっと素晴らしい何かなのだろうと思う。
 
posted by 多村えーてる at 12:03| 奈良 ☀| Comment(0) | iPhone / iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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