2004年09月10日

『Newton』を守り育てるユーザーコミュニティ

アップル社から引き継ぎ、『Newton』を守り育てるユーザーコミュニティー(HotWIRED)

記事は海の向こうの話だが、日本の Newton コミュニティもここ最近盛り返している。Newton空間が今月7日にメンバーの受付を再開、同時に新しいカテゴリ「俺の/私の Newton」が加わり、私的な Newton 体験のエントリーが続いている。
 
実際、Newton は骨董品ではなく、いまでもまったく実用的なマシンだが、ハードウェア的な寿命は逆らいがたい。我が MP2100J も、液晶およびバックライトがかなりくたびれていて、画面が見づらくなってしまった。Newton よりもオールドファッションな HP-200LX は、キーボードの骨折と補修が日々のメンテナンスとなって久しいが、いまだに液晶はくっきりはっきり、実際のところ計算機&テキスト執筆マシンとして日々持ち歩いている。

どうやらグリーンのバックライトで照らし出すタイプの液晶は、寿命が長くないようだ。知人のビデオデッキは液晶部分が駄目になってしまったために、駆動系はまったく問題ないにもかかわらず、操作がままならないという。

液晶とて消耗部品の一種なのかもしれないが、それを交換してでも、その道具を長く使い続けたいという人たちはたくさんいる。最新の何かに買い換えられるならまだいいが、Newton のように替わりになるものがどこにもみあたらない場合は、苦労と浪費を強いられる。
posted by 多村えーてる at 13:39| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 嘆きのデジタル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック