アップル社から引き継ぎ、『Newton』を守り育てるユーザーコミュニティー(HotWIRED)
記事は海の向こうの話だが、日本の Newton コミュニティもここ最近盛り返している。Newton空間が今月7日にメンバーの受付を再開、同時に新しいカテゴリ「俺の/私の Newton」が加わり、私的な Newton 体験のエントリーが続いている。
実際、Newton は骨董品ではなく、いまでもまったく実用的なマシンだが、ハードウェア的な寿命は逆らいがたい。我が MP2100J も、液晶およびバックライトがかなりくたびれていて、画面が見づらくなってしまった。Newton よりもオールドファッションな HP-200LX は、キーボードの骨折と補修が日々のメンテナンスとなって久しいが、いまだに液晶はくっきりはっきり、実際のところ計算機&テキスト執筆マシンとして日々持ち歩いている。
どうやらグリーンのバックライトで照らし出すタイプの液晶は、寿命が長くないようだ。知人のビデオデッキは液晶部分が駄目になってしまったために、駆動系はまったく問題ないにもかかわらず、操作がままならないという。
液晶とて消耗部品の一種なのかもしれないが、それを交換してでも、その道具を長く使い続けたいという人たちはたくさんいる。最新の何かに買い換えられるならまだいいが、Newton のように替わりになるものがどこにもみあたらない場合は、苦労と浪費を強いられる。
2004年09月10日
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