(栄輝)>そんな無理に擁護しなくてもいいじゃん。ま、ガンダムという制約も厳しかっただろうし、1話あそこまでは紹介しなければならなかったという何か決まりごとでもあったんだろうから、たしかによくまとめたなっていうところなんだろう。
(A機)>「存在自体が矛盾してる」ってツッコミが入るところまでやって物語のスタート、ということにしたかったんでしょうね。
(栄輝)>別段そうドライブ感のある演出でもなかったのに、さらりとそこまでやってるのは、冒険だよなぁ。「1話:緊張状態の世界情勢と謎のMSガンダム」「2話:世界観の紹介と登場人物の紹介とガンダム4体の活躍」「3話:ソレスタルビーイングの宣言」ぐらいに分けたほうが入りやすかったはずだもんなぁ。
(A機)>たしかにそれくらいに分割したほうが、順当ですよねぇ。
(栄輝)>とにかくやっちまったもんは仕方ない。監督も脚本家も、あの出だしを選択したんだから。とかく新作ガンダムというのはゴタゴタするもの、というふうにとらえておけばいいんじゃないかな。それでももうちょっと引きはほしかったのが正直なところかな。
(A機)>連続活劇っぽくやらないのかもしれませんね今回は。
(栄輝)>そういった物語のパッケージ方法がどうなるかも、もうしばらく見てみないと分からないところだな。出されたものに対してつまんねーだのなんだのっていうのは誰にでも言えることだし、あれがおかしいこれがおかしいなんて指摘するのはガキのやること。そのすき間や余白のヨレを楽しむつもりで視聴するのがいいんでないかなぁ。
(A機)>さすが年の功。
(栄輝)>おっさんにむかっておっさん言うな。あとさ、何かキャッチーなフレーズでもあればよかったんだけどな。たとえば「認めたくないものだな云々」なんてのはさ、ガンダム本編1話を見たことなくてもそれなりに流布してたりするじゃん? 予告の「君は生き延びることができるか」とかさ。
(A機)>あーそれは言えてますね。

DAYBREAK’S BELL[Amazon]