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『マンガでわかる小説入門』でさんざん批判される「文章の視点のブレ」がこれでもかと展開されるすばらしい作品。なにしろ文章修行において襟を正して兜の緒を締め直したばかりの状態のときに読み始めたものだから、頭が痛くなることしきり。しかし気が付けば、横溢する本田ルサンチマンがすっかり馴染んできて、キャラクターがつっぱしり始める頃には楽しい読書の時間となっていた。
2005年11月05日
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