2008年06月07日

脚本:倉田英之/漫画:okama『CLOTH ROAD』第六巻

いつみてもジェニファーの野生児っぷりはすばらしい。痛快無比。それに比べてファーガスは葛藤担当という損な役回りのおかげで、いいところがまるでない。今回ほとんど背景。主人公二人をそっちのけにして大きな物語が動いている。まだまだ彼らはそこにたどり着けていないということだろうが、世界が広がりをみせるほどに、彼らとの接点が「設定のみ」になっていくのは考え物である。ここからどう引き締めていくのかが倉田氏の腕の見せ所ということになるが……はてさて。

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あと輪切り自重。肉体のスライスは1巻からあって、その手の肉体損壊描写を好まない自分としては、そこだけは容認しづらいのだ。

posted by 多村えーてる at 08:56| 奈良 | Comment(0) | TrackBack(0) | BOOKS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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